髪が多くてもミディアムウルフってできる?
レイヤーを入れると髪が広がらないか心配…
髪が多い50代の方にとって、ボリュームを抑えつつ軽やかにまとまる髪型選びは重要です。
この記事では、「50代の髪が多い人に似合うミディアムウルフ」を紹介します。
失敗しない美容院でのオーダー方法(美容師監修)も解説しています。
ヘアスタイルをすぐに見たい方は、「【50代の髪が多い人向け】ミディアムウルフ」からご覧になれます。
監修者
美容師 下川直人
経歴・詳細はこちら
株式会社LALA 代表 美容師。2006年美容室「SHIMA」に入社。ヘア・スキンケア・メイクを学び、18年にLALAを立ち上げ、化粧品PR企画制作、美容師への教育講習、雑誌撮影ヘアメイクなど活動は多岐に渡る。保有資格:美容師免許
髪が多い人が似合うミディアムウルフのポイント3つ
① ボリュームを調整しつつ厚みを残す
髪の厚みを活かしたミディアムウルフは、若々しく華やかな印象を与えます。
極端にすきすぎず、レイヤーで適度に軽さを出しながらボリュームをコントロールすることで、まとまりやすく扱いやすいスタイルに仕上がります。
自然なふんわり感をキープしつつ、動きのあるシルエットを作るのがポイントです。
② ひし形フォルム(くびれシルエット)を意識する
バランスの取れたひし形シルエットは、顔まわりを美しく見せ、全体の印象を引き締めます。
角の位置が高いと若々しく、低いと落ち着いた雰囲気になり、骨格に合わせたシルエット作りがポイントです。
③ ツヤ&透明感を引き出す髪色を選ぶ
髪にツヤを与え、肌の透明感を引き出すヘアカラーを選ぶことが大切です。
白髪染めをすると暗くなりがちですが、ワントーン明るめのカラーを選ぶと、自然な軽やかさが生まれます。
また、髪色は赤みのある暖色系よりも、アッシュやグレージュなどの寒色系がおすすめ。赤みを抑えたカラーは透明感を際立たせ、垢抜けた印象に仕上がります。
50代の髪が多い人向けミディアムウルフ15選
レイヤーカットでつくる丸みシルエット|ミディアムウルフ
レイヤーカットを入れることで、前髪から自然につながる丸みのあるシルエットを演出。頭の形がきれいに見えるバランスの良いフォルムが特徴です。
透明感のあるアッシュベージュを取り入れることで、髪の動きが際立ち、軽やかで上品な雰囲気に仕上がります。レイヤーの立体感と柔らかさが絶妙にマッチし、髪の量が多い方でもまとまりやすいスタイルです。
ポイント
- 前髪から自然につながるレイヤーカットで顔まわりをスッキリ見せる
- 丸みのあるシルエットで頭の形をきれいに整える
- 透明感のあるアッシュベージュで軽やかで垢抜けた印象に
フェイスラインから繋げるレイヤーカットミディアムウルフ
フェイスラインに沿ってレイヤーカットを施し、顔まわりを包み込むようなデザインで小顔効果を高めたミディアムウルフ。レイヤーの動きが美しいシルエットを作り出し、軽やかでエレガントな印象を与えます。
ヘアカラーには透明感のある柔らかなラベンダーベージュを取り入れ、髪に軽やかなツヤと抜け感をプラス。落ち着いた上品さと、ほんのりモード感のある仕上がりが魅力です。
ポイント
- フェイスラインに沿ったレイヤーカットで小顔効果をアップ
- ウルフレイヤーで動きのある美しいシルエットに
- 透明感のあるラベンダーベージュカラーで柔らかな印象を演出
ボリューム感のあるひし形ミディアムウルフレイヤー
トップにボリュームを持たせたひし形シルエットが特徴のミディアムウルフ。レイヤーカットを入れることで、動きを出しながら骨格を美しく見せるデザインです。
スタイリングはヘアバームを揉み込んでセミウェットな質感を作るのがポイント。コテ巻きが苦手な方はパーマでもOK。32mmのアイロンを使い、毛先は外ハネ、表面の髪は内巻きにすると、立体感のある仕上がりになります。
ポイント
- トップのボリュームを活かしたひし形シルエット
- セミウェットな毛束感でオシャレな雰囲気に
- 32mmのアイロンで外ハネ×表面は内巻き
髪の量が多い50代におすすめのひし形ミディアムウルフ
毛量が多い方でも、ボリュームを調整しながら軽やかに仕上げられるミディアムウルフ。厚みを適度に残したカットなので、毛量が少ない方でもふんわり感を出しやすいのも魅力です。
肩につく長さの前下がりミディアムボブをベースに、表面にレイヤーを加えてひし形シルエットに仕上げています。髪色はツヤと透明感を引き出すダークブラウンを選ぶことで、大人の落ち着いた印象を演出できます。
ポイント
- 自然なボリューム感と再現性の高さ
- 厚みを活かしたひし形フォルム
- ツヤと透明感を際立たせるダークブラウンカラー
乾かすだけで形が整うひし形ミディアムウルフ
ドライヤーで乾かすだけで形が決まるため、セットが苦手な方にもおすすめのスタイル。
顔まわりからサイドにかけてレイヤーカットを施しており、前髪あり・なしどちらにも対応できるデザインです。
白髪染めには透明感のあるアッシュブラウンを選ぶと、肌なじみが良く、落ち着いた印象をキープしながら明るく軽やかな仕上がりになります。
ポイント
- 乾かすだけで形が整う扱いやすいスタイル
- 前髪あり・なしどちらもOK
- 透明感のあるアッシュブラウンカラー
前髪からサイドへ流れるひし形ミディアムウルフ
前髪からサイドへと自然につながる毛流れが特徴のデザイン。レイヤーカットでひし形フォルムを作りながら、切りっぱなしのカットラインを残すことでナチュラルな抜け感を演出します。
ヘアカラーは赤みを抑えたダークグレージュを採用。白髪染めでも透明感を引き出せるため、ボリュームのある髪でも軽やかに見せられます。
ポイント
- 前髪からサイドへ自然につながる毛流れ
- レイヤーカットで作るひし形シルエット
- 赤みを抑えたダークグレージュで透明感アップ
小顔効果の高い顔まわりレイヤー|ミディアムウルフ
顔まわりにレイヤーカットを入れることで、フェイスラインをすっきり見せる小顔効果が期待できるミディアムウルフ。髪の流れを自然に作りながら、軽やかな動きをプラスします。
スタイリングは、ヘアオイルをなじませて毛束感を出すのがポイント。適度なツヤとまとまりが加わり、トレンド感のある仕上がりに。髪の量を適度に調整することで、ボリュームを抑えつつもふんわりとしたシルエットをキープできます。
ポイント
- 顔まわりのレイヤーカットで小顔効果をアップ
- ヘアオイルで毛束感をプラスし、まとまりやすく
- 髪の量を調整してボリュームをコントロール
髪の量が多い50代におすすめ|ミディアムウルフ
レイヤーカットを入れることで、頭の形がきれいに見えるひし形シルエットに仕上げたミディアムウルフ。顔まわりのレイヤーが立体感を生み、ボリュームをコントロールしながら軽やかな印象を演出します。
スタイリングは、ストレートアイロンで毛先を外ハネ、表面の髪を内巻きにするだけ。仕上げにヘアオイルをなじませると、まとまりがよくツヤ感がアップします。簡単に決まるので、忙しい朝でも手軽にセットできるのが魅力です。
ポイント
- レイヤーカットでつくるひし形シルエット
- 毛先を外ハネに巻いてメリハリをプラス
- トップにふんわりボリュームを出し、バランスよく仕上げる
ハイライトで立体感をプラスしたミディアムウルフ
レイヤーカットを施し、くせ毛を活かしたミディアムヘア。首まわりは自然なくびれを作るシルエットになっており、軽やかで動きのあるスタイルが特徴です。
毛先は外ハネ、表面の髪は内巻きにすることで、ひし形フォルムを強調。コテが苦手な方はパーマをかけると、スタイリングが簡単になります。
ヘアカラーには透明感のあるミルクティーブラウンを採用。白髪染めにも対応できる髪色で、上品で柔らかい印象を演出します。
ポイント
- くせ毛を活かしたレイヤーカットでひし形シルエットを作る
- 毛先は外ハネ、表面の髪は内巻きに巻いて立体感を出す
- 透明感のあるミルクティーブラウンで柔らかく軽やかな仕上がり
ひし形シルエットで小顔見え|髪の量が多い50代におすすめのミディアムウルフ
骨格を美しく見せるひし形シルエットが特徴のミディアムウルフ。レイヤーカットを活かして頭の丸みに沿うフォルムを作り、立体感とバランスの取れた仕上がりになります。
ふんわりとしたボリューム感と、斜めに流れる前髪がポイント。おでこのシワをカバーしながら、若々しく上品な印象を演出します。
ヘアカラーは明るめのアッシュベージュを選ぶことで、透明感がプラスされ、軽やかでおしゃれな雰囲気に仕上がります。
ポイント
- 小顔効果を引き出すひし形シルエット
- レイヤーカットで丸みを作り、ふんわりとしたボリューム感を演出
- 斜めに流す前髪で、おでこのシワをカバーしながら上品な印象に
- 透明感のあるアッシュベージュカラーで垢抜けた仕上がりに
ミディアムウルフ|髪の量が多い50代におすすめの髪型
前下がりのカットラインとレイヤーカットを組み合わせた、軽やかなミディアムウルフ。**毛先の外ハネと緩やかなくびれシルエットが特徴で、髪の量が多くてもまとまりやすく、扱いやすいスタイルです。
レイヤーを入れることで、ボリュームをコントロールしながら動きをプラス。ヘアオイルを馴染ませてツヤを出し、ウェットな束感を加えると、より洗練された印象に仕上がります。
ポイント
- 前下がりのカットラインで大人っぽさを演出
- 毛先の外ハネで軽やかな動きをプラス
- レイヤーカットでふんわり感をプラスし、重さを軽減
- 緩やかなくびれシルエットでボリュームを調整し、メリハリのある仕上がりに
ハイライトで立体感をプラスしたミディアムウルフ
前下がりのミディアムボブをベースに、レイヤーカットを加えてひし形フォルムに仕上げたデザイン。細めのハイライトを入れることで、髪の動きが引き立ち、白髪も自然にカバーできます。
全体をアッシュ系カラーで染めると、立体感が増し、透明感のある仕上がりに。
ポイント
- 前下がりミディアムボブ+レイヤーカットでひし形フォルムを作る
- 細いハイライトカラーで立体感&白髪ぼかし
- 透明感のあるアッシュカラーで軽やかな印象に
センターパートのカジュアルモードミディアムウルフ
チークラインでカットしたセンターパートの前髪が特徴の、カジュアルで洗練されたミディアムウルフ。顔まわりに動きをつけることで、シャープすぎず柔らかい印象を演出します。
ひし形シルエットを叶えるレイヤーカットを施し、ナチュラルなストレートスタイリングでも立体感のある仕上がりに。ほどよい抜け感とモード感を兼ね備えたスタイルです。
ポイント
- チークラインでカットしたセンターパートの前髪で、大人っぽい雰囲気に
- ひし形シルエットを作るウルフレイヤーでバランスよく
- ストレートスタイリングでナチュラルな動きを演出
ショコラブラウン×ミディアムウルフ
前下がりのミディアムボブをベースに、レイヤーを加えてひし形シルエットに。毛先を外ハネ、表面を内巻きに巻くことで、動きとこなれ感をプラス。
髪色は深みのあるショコラブラウンを選び、ツヤ感と落ち着いた雰囲気を演出します。
ポイント
- ひし形シルエットを強調するレイヤーカット
- 外ハネ&内巻きのミックスで動きを出す
- ツヤ感と深みのあるショコラブラウンカラー
パーマで柔らかさをプラスしたミディアムウルフ
レイヤーカットで作るひし形シルエットに、ふんわりとした動きを加えるパーマをプラス。柔らかい質感と浮遊感のあるスタイルが特徴です。
セットはヘアバームを馴染ませて、セミウェットな質感を出すのがおすすめ。自然なボリューム感があり、華やかな印象に仕上がります。
ポイント
- レイヤーカットで作るひし形シルエット
- ふんわりとしたパーマで柔らかい印象に
- セミウェットな質感でオシャレな雰囲気を演出
ミディアムウルフに関する疑問解消【Q&A】
Q1. ミディアムウルフはくせ毛でもできる?
くせ毛でもOK。むしろ活かせる髪型です。
ミディアムウルフは、くせ毛を活かしやすいヘアスタイルのひとつ。レイヤーカットが自然な髪の動きを作り、まとまりのある仕上がりになります。
広がりが気になる場合は、アイロンで軽く整えたり、ヘアオイルをなじませると扱いやすくなります。
スタイリングの際、根元をストレートにしすぎず、軽くブローして毛先の動きを残すのがポイントです。アイロンで毛先を巻いてパーマ風に仕上げると、よりオシャレな印象になりますよ。
Q2. 50代の髪が多い人が気をつけるべきカットのポイントは?
すきすぎはNG。レイヤーを活かしてボリュームを調整するのがポイント。
「軽くしてください」とオーダーするだけでは、髪をすきすぎてしまい、逆に広がる原因になることも。レイヤーを適度に入れながらボリュームをコントロールすると、まとまりやすく、すっきりとした印象に仕上がります。
「軽くしすぎず適度な厚みを残して欲しい」と伝えると、美容師側もバランスを見ながら調整をしてくれますよ。
Q3. 失敗しない美容院でのミディアムウルフオーダー方法は?
「長さ」「量の調整」をしっかり伝えるのが大切です。
美容院でオーダーする際は、仕上がりのイメージを明確に伝えることが重要です。
- 「首元がすっきり見える長さにしてほしい」
- 「毛先がスカスカにならないように、適度に厚みを残して欲しい」
- 「朝のセットが楽なスタイルにしてほしい」
写真を見せながら『このくらいのレイヤー感がほしい』と伝えると、仕上がりのイメージを共有しやすくなります。
Q4. ミディアムウルフに似合うヘアカラーは?
ツヤ感・透明感のでる髪色が相性◎
ミディアムウルフは、動きのあるスタイルなので、ツヤ感や透明感のあるヘアカラーがよく合います。
- 暗めのカラー → 落ち着いた雰囲気のダークアッシュやダークグレージュ
- 明るめのカラー → ハイライトを入れると軽やかな印象に
白髪が気になる方は、ローライトやハイライトを入れると自然になじみますし、髪に動きがでるのでおすすめです。
まとめ
ミディアムウルフは、髪が多い50代にぴったりの髪型です。適度なレイヤーでボリュームを調整し、軽やかな動きをプラスすることで、若々しく垢抜けた印象に仕上がります。
理想のスタイルを手に入れるには、美容師に写真を見せながら「レイヤーの高さ」「毛量の調整」「長さ」を具体的に伝えましょう。
もう一度ミディアムウルフのヘアカタログを見たい方はこちらチェックすることができます
※本記事で紹介している髪型・スタイリングは、髪質や毛量により仕上がりが異なる場合があります。最適なカット・セット方法については、美容師に相談することをおすすめします。