40代・50代のやってはいけない髪型とは?おばさんぽくない髪型15選【若見えヘアスタイルを厳選】
「これまでの髪型が似合わなくなった。」「若づくりだと思われたくない。」「老けて見えるか心配。」そんな悩みを持つ大人女性に向けて、40代・50代のやってはいけない髪型について美容師が解説します。そして、若々しくて華やかさのある「おばさんぽくない髪型」を厳選して紹介します。ヘアスタイルのポイントも解説しているので、美容院でのオーダーにご活用ください。
40代・50代のやってはいけない髪型とは?
40代・50代のやってはいけない髪型とは、以下の5つのポイントです。
- トップのボリュームがないペタンコの髪型
- ぱっくりと分け目をつける髪型
- 顔が大きく見えるストレートの髪型
- 白髪染めが落ちきった明るい髪色
- ダメージでパサついた質感の汚いロングヘア
①トップのボリュームがないペタンコの髪型
ボリュームのないトップがペタンコのヘアスタイルは、疲れてみえたり老けた印象を与えるのでNGです。
根元から立ち上がるボリュームのある髪型は、若々しい印象を与え、華やかに見えます。
ボリュームをだすための対策とポイント
- レイヤーを入れた髪型にする
- パーマをかける
- ヘアケアを丁寧にする
レイヤーカットを施すことでトップのふんわり感をだすことができます。
また、レイヤーカットと合わせてパーマをかけることで、スタイリングでの再現性を高め、自分でセットするのも簡単になりますよ。
そして、髪が薄くなってきたという方には女性用の育毛剤の使用もおすすめします。薄くなる前から使用することが効果を引き出すコツです。
②ぱっくりと分け目をつける髪型
ぱっくり分け目をつけることで、①顔が全面的にでる②トップのボリュームがでない。というデメリットがあります。分け目をしっかりとつけない髪型を選びましょう。
対策
分け目を真っ直ぐではなくジグザグに分ける。また、レイヤーカットを入れた髪型にすることで、ぱっくりと分け目がつきにくくなります。
③顔が大きく見えるストレートの髪型
顔が全面的に前にでて見えるヘアスタイル、それがストレートヘアです。また、Iラインシルエットになることで、顔の大きさが強調されるので注意しましょう。
対策
ストレートヘアではなく、コテもしくはパーマを活用して毛先をカールさせる。そして、レイヤーカットを施し、適度なボリュームを出す事で、小顔に見せることができます。
④白髪染めが落ちきった明るい髪色
ヘアカラーや白髪染めの色が落ちた色、根元のプリン。清潔さを無くし老けた印象を与えます。
対策
1ヶ月に一回白髪染めをする。白髪量が多い方は、3週間に1回根元だけ染めるリタッチカラーを行いましょう。
⑤ダメージでパサついた質感の汚いロングヘア
パーマやヘアカラー、白髪染めなどによるダメージでパサパサになったロングヘアは、清潔感がなく老けた印象に見えます。
対策
40代・50代は白髪やエイジング毛(加齢による髪の乾燥・うねり)が原因で、髪がパサパサしてみえ、まとまりも悪くなります。ロングヘアにするなら、美容院でのトリートメント、自宅でのトリートメントは必須です。
おばさんぽくない!40代・50代の若見えヘアスタイル・髪型15選
ボリュームたっぷりのパーマをかけた若見えヘアスタイル
頭の形が綺麗に見えるボリュームたっぷりのひし形シルエットのショートレイヤー。
レイヤーカットに合わせてパーマをかけることで、美しいフォルムを手に入れることができます。横や後ろから角度を変えて見えても美しい。
フワッと動く毛束感もおばさんぽくない髪型に重要な要素。若見えヘアスタイルになっていますね。
- どの角度から見えても美しいひし形シルエット
- ボリュームを引き出すレイヤーカットとパーマ
- ふんわり動く毛束感
ラウンドシルエットのおばさんぽくないショートボブ
丸みシルエットのショートボブ。華やかさ若々しさを感じさせる、おばさんぽくない髪型です。
レイヤーを低めに設定することで、少し長めのゆったりとした丸みシルエットにすることが可能です。
ぱっくりと分け目を分けるのではなく、ジグザグに分ける事でトップのボリューム感を損なわず、自然な頭の丸みをだしています。
サイドの内側の髪を耳にかけて、抜け感をだしているのもスタイリングのポイントです。
- レイヤー位置を低めにして丸みを出す
- ジグザグに分け目を作りトップにボリュームをだす
- 内側の髪を耳にかけて抜け感をプラス
- 艶やかなダークブラウンカラー
40代・50代のぽっちゃりさんにも似合うミディアムレイヤー
ウルフレイヤーカットを施したミディアムヘア。レイヤーカットでつくる「ひし形シルエット」が美人オーラを引き出します。
ツヤのあるアッシュブラウンカラーで透明感をだして、束感スタイリングでトレンド要素もプラス。
コテでセットしてもOK!!苦手な方は、レイヤーに合わせてパーマをかけるのもおすすめです。
- ウルフレイヤーカットで作るひし形シルエット
- アッシュブラウンで髪にツヤと透明感をプラス
- 毛先のカール(パーマ・コテ)
- 毛束感を引き出すスタイリング
カットラインがキレイなAラインシルエットの切っぱなしボブ
前下がりの切っぱなしラインがポイントのショートボブ。
シャープなカットラインとふんわりと動くパーマのコントラストがオシャレな雰囲気を演出。コテでセットする場合、フォワードリバースの交互に巻くと、このような髪の動きになります。
- Aラインシルエットの切りっぱなしボブ
- 前下がりのシャープなカットライン
- ふんわり動くパーマスタイル
丸みのあるひし形シルエットのフェミニンなショートボブ
ひし形シルエットのレイヤーショートボブ。ワンカールパーマをかけるか、コテで毛先をワンカールさせるスタイリングで簡単ヘアセット。
ぱっくりとセンター分けにするのではなく、ジグザグに分けてトップをふんわりとスタイリングしています。
ヘアバームを髪全体に馴染ませるだけで、毛束感を引き出すことができます。
- ひし形シルエットのレイヤーショートボブ
- パーマかコテで毛先をワンカール
- レイヤーカットを入れてトップのふんわり感をプラス
40代・50代に似合う若返り小顔ショート
ふんわりパーマのひし形ショートレイヤー。
レイヤーカットで頭の形に合わせて後頭部は丸みがでるように、襟足は首にそうようにカットします。大きめロッドで根元まで巻き込んで、ふんわりと揺れるようなパーマに。
ドライな束感がカジュアルな洋服にもピッタリです。
- 大きめロッドで根元まで巻き込んだふんわりパーマ
- 頭の形に合わせたレイヤーカットでひし形シルエットに
- ドライな束感スタイリングでカジュアルな雰囲気に
40代・50代似合う!若返りショートパーマ
若々しさ溢れるショートレイヤーのパーマスタイル。
頭の形が綺麗に見えるようにレイヤーカットを入れ、襟足は短めに設定しバランスの良いひし形シルエットに。ウェットな毛束感がカジュアルな雰囲気にピッタリです。
ヘアセットの再現性を高めるパーマもおすすめです。
- 頭の形が綺麗に見えるレイヤーカット
- 襟足は短めに設定しバランスの良いひし形シルエットに
- カジュアルな雰囲気のウェットな毛束感
- パーマをかけると再現性アップ
体型が気になっている40代・50代のぽっちゃりさんにも似合うミディアムヘア
上品な大人の雰囲気が漂うミディアムレイヤー。
体型が気になる40代・50代のぽっちゃりさんにも似合うミディアムヘアです。ウェットな毛束感と柔らかな毛先の動きがポイント。
自然な分け目でトップのボリュームをだしています。コテを使って巻いた後、ヘアオイルを馴染ませるだけの簡単スタイリングヘアです。
- ウェットな毛束感と柔らかな毛先の動き
- レイヤーカットを入れてひし形シルエットにする
- トップのふんわりボリューム
ひし形シルエットのふんわりショートヘア
くびれシルエットのショートレイヤー。レイヤーカットで作る毛流れ、トップのふんわりボリューム、首にそう襟足。
どこから見てもバランスの良い、骨格が綺麗に見える髪型です。毛流れと束感をつくるスタイリングもオシャレな雰囲気に。
オンのオフィスコーデ、オフのカジュアルコーデのどちらにもマッチするスタイルです。
- くびれをつくるレイヤーカット
- 骨格が綺麗に見えるひし形シルエット
- 毛流れと束感をつくるスタイリング
若見えするオシャレなミニボブ
短め前髪と短めショートボブの大人可愛い髪型です。
ポイントとなる前髪、首が長く綺麗に見えるレングス、ふんわりと動く髪がポイントです。
40代・50代に似合う今っぽいオシャレなボブは、毛先を外ハネにすることがポイントです。内巻きにするシルエットが丸くなるので注意しましょう。
- 短めの前髪と短めのレングスがコンパクトなシルエットに
- 中間からリバースフォワードの交互に巻く
- 毛先の外ハネ
40代・50代に似合う!ふんわりパーマのショートレイヤー
ひし形シルエットにカジュアル毛束感スタイリング、トップのボリューム感とバランスが良い40代・50代に似合うショートボブレイヤーです。
レイヤーカットに合わせてパーマをかけ、乾かすだけでふんわりシルエットに。トップのボリュームと毛束が揺れるようなニュアンスのある髪の動きをつくります。
ヘアバームを揉み込むように髪につけるだけで決まる!スタイリングが簡単な髪型です。
- トップのボリュームがあるひし形シルエット
- 毛束が揺れるようなニュアンスのある髪の動き
- ヘアバームを揉み込んで毛束感スタイリング
アッシュグレージュカラーレイヤーボブ
首が見える長さのショートボブ。ふんわりとした髪の動き、カットラインのバランスがオシャレです。
透明感のあるアッシュグレージュカラーで、重たく見えがちなボブに軽やかさを与えます。
ヘアバームを揉み込むことで動きのある束感にスタイリングができます。
- 首がすっきりと見えるレングス
- ふんわりとした髪の動き
- アッシュベージュの透明感のある髪色
- ヘアバームでつくる毛束感スタイリング
若見えする黒髪マッシュショート
バックのシルエットが美しい黒髪マッシュショート。40代・50代のやってはいけない髪型の一つ「ボリュームのない髪型」を解決。
頭の形に合わせたレイヤーカット、襟足を短めに設定することで、ふんわりとした綺麗な丸みフォルムに。
- 頭の形に合わせたレイヤーカットでボリュームを引き出す
- 毛先にパーマをかけてふんわりボリューム
- 襟足を短くしてメリハリのあるシルエットに
トンレド要素を入れたミディアムレイヤー
ふんわりと動く毛先のパーマ、束感スタイリングがポイントのミディアムレイヤー。
厚みを残してボリューム感たっぷりの若々しい印象に。重たくなり過ぎるのを防ぐためにも、しっかりとレイヤーカットを施します。
そして、くるっとカールするワンカールパーマをかけ、ふわふわで華やかに。
- パーマでつくる、ふんわり動く毛先とボリューム感
- 厚みを残しつつ、レイヤーカットでバランスを整える
- 毛束感のあるスタイリングでカジュアルに
ボリュームアップパーマのレイヤーショートボブ
くるんとカールする毛先、たっぷりのボリュームを引き出すパーマをかけたショートボブ。
パーマをかけることで自宅での再現性を高め、セットも楽になります。
首が綺麗見える長さに設定したレングスで、バランスの良いヘアスタイルになっています。
- 中間からパーマをかけて、くるっとカールさせる
- たっぷりのボリューム
- 首が綺麗に見える髪の長さ
- 毛束感スタイリング
おばさんぽくない髪型の条件とは?
①トップのボリューム
トップにボリュームをだすことで得られるメリットがあります。
- 骨格が綺麗見える
- 華やかさ若々しさがでる
- 小顔効果
40代・50代の髪型には必須なポイントです。
②ひし形シルエット
頭の形に合わせてレイヤーカットを入れることで、骨格が綺麗見える美しい「ひし形シルエット」をつくることができます。
小顔効果や骨格矯正効果があり、華やかさを与えてくれます。
③束感スタイリング
若々しい髪型にはトレンド要素として「束感をだすスタイリング」をとり入れることをおすすめします。記事後半に紹介するスタイリングアイテムを使えば簡単に再現することができますよ。
40代・50代の髪型の悩みと解決方法【美容師が解答】
- 40代・50代のやってはいけない髪型とは?
-
- トップのボリュームがないペタンコの髪型
- ぱっくりと分け目をつける髪型
- 顔が大きく見えるストレートの髪型
- 白髪染めが落ちきった明るい髪色
- ダメージでパサついた質感の汚いロングヘア
- 白髪が目立たない白髪染め・カラーは何色?
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アッシュ系やグレー系の寒色は白髪が目立ちにくいと言われています。
- アッシュカラー
- アッシュグレー
- グレージュ
などに加えて、白髪を目立たなくするハイライトカラーを取り入れるのもおすすめです。
- 40代・50代はロングとショートのどちらがおすすめ?
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基本的には好みで髪の長さ・スタイルを選ぶのが良いと考えています。しかしながら、加齢による髪質の変化を原因とするボリュームダウン、髪の乾燥・パサつきがでることでロングヘアの維持が難しい場合があります。その場合は、ボリュームがでやすいショートヘアがおすすめです。
まとめ
40代・50代のやってはいけない「痛い髪型」について解説してきました。そしておばさんぽくないヘアスタイルを紹介してきました。
トップのボリューム、レイヤーカットでつくるひし形シルエット、若々しい印象を与える髪色をポイントにお気に入りの髪型を見つけてくださいね。
また、綺麗な髪をキープする為にも、丁寧なヘアケアも大切です。
40代に似合う髪型をもっと見たい方はこちらからご覧ください
50代に似合う髪型をもっと見たい方はこちらからご覧ください
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。